嘘情報に惑わされるな!薄毛・抜け毛・発毛・育毛の真実、正しい対策【前提情報】

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よく聞く育毛方法は嘘ばっかり

今ここを見ている方はきっと自身の頭皮状態に悩んでいる方と思います。
巷で言われる育毛方法は色々ありますね

・シャンプーが悪い(成分や使い方)
・頭皮マッサージで血行促進
・睡眠環境の改善
・ストレスを溜めないように過ごす
・栄養が足りないからサプリで補う

どこかで聞いたことばかりですね。

さて、改善したところで髪は生えてきましたか?抜け毛は減りましたか?
おそらく何の効果もなかったと思います。
それは何故か、やり方が悪いのではありません。
全く意味のない事をしていたからです。
「じゃあ逆に何が効果あるんだよ!」と思われるはずです。
それがわかっていれば苦労していない。と

効果のある方法とは何か。
それをシンプルに、根拠のあるデータ(エビデンス)を添えてあなたにお伝えする。
それが当サイトです。

なぜ上記の育毛方法に効果がないと言えるのか。
その理由もついでに知っておくことをおすすめします。

そもそもハゲ、薄毛の原因のほぼすべてはAGA

もうこれがすべての答えです。
一応言っておきますが100%ではありません。
なぜ「ほぼ」なのか。
これは単純に100%というわけでは無いからです。

とはいえ9割以上の原因がAGAです。
そしてAGAは脱毛症、れっきとした病気です。
9割以上がAGAなら、もうそれはほぼすべてと言ってもいいですね。

残り1割かもしれない!そう思いたい気持ちもわかります。
ですが、その可能性は極めて低いです。
ではAGAとは何か、そしてそれ以外はどのような病気なのか、簡単に解説していきます。

ハゲ、薄毛の9割以上の原因AGAとは一体何?

AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で、日本語にすると男性型脱毛症のことです。
はい、そうです
男性型です。ちなみに白色人種に最も発症率が高い病気です。
ちなみに女性の脱毛症に関しては使用する薬が違うものがあるので、焦らず女性向けのものを使用して下さい。

どのような症状なのか。
そもそもこの状態はAGAなのか?と思わる方。
これに関しては逆説的に考えたほうがいいかもしれません。
もちろんAGAとの他にも脱毛症があります。
中でも有名所をあげると「円形脱毛症」「抜毛症」「薬剤性脱毛症」があります。

円形脱毛症はある時ごそっと髪が抜ける症状。
500円玉サイズのハゲが突然出来たりする症状が中でも多く、実際に見たことがある方もいるのではないでしょうか。

抜毛症は読んで字のごとく、髪の毛を自分で抜いてしまう病気です。

そして薬剤性脱毛症。
これは抗がん剤治療が有名ですね。
女性からしたら本当に苦痛だと思います。

この3つの有名な脱毛症の抜け方はどのようなものなのか、想像してもらうとすぐにわかります。

はい。そうです。
薄くなってきたとかいう騒ぎじゃなく、突然ゴソっと抜けます。
抜け毛が気になるとか言ってる場合じゃないレベル、即病院に行くレベルです。

逆にAGAとゆっくりと時間をかけて進行します。
あれ?薄くなってきたな。これはほぼ間違いなくAGAです。

AGAの原因

ではAGAの原因を覚えておきましょう。
100%遺伝です
はい100%です。

ではどのようなものなのか、簡素にでも覚えていれば十分です。
体内で「テストステロン」と「5αリダクターゼ」が結合することで「DHT(ジヒドロテストステロン)」という成分ができます。
この5αリダクターゼの生成するホルモンの働きが遺伝で決まってます。
そしてDHTの働きですが、本来まだ生えなくてもいい髪を生やそうとすることにあります。

ん?生えてくるの?と思った方。
そうです。
よく髪の毛がなくなると思われていますが、それは大きな間違いです。
髪の毛は先が伸びるのではなく、根本から押し上がるようにして伸びています。
つまり、まだ新しい髪が伸び始めなくても良いのに、次々に新しい髪の毛を伸ばそうとする現象。
それがAGAです。

太く、長く育つ前に新しい髪が、育っている途中の髪を脱落させる。
このペースがどんどん早くなっていく。
だから一気に抜けるのではなく「薄くなってきた。」と感じているのです。

AGAの見分け方

「最近薄くなってきたと感じる」
「M字部分、頭頂部が薄くなってきている(AGAはここで発症する)」

この症状の方。治療出来ます。
治ります。

と言うより、ほぼ間違いなくこれです。
ですが、気のせいと言うことも十分あります。
実際は髪の毛が減ってもないし、薄くもなっていないのに疑心暗鬼でそう思っているだけの方が多数います。
勘違いを回避する方法も一緒に覚えておきましょう。

気のせいかも?抜け毛、薄毛、ハゲじゃないかもしれない

薄くなってきたな…そう思った方!
なぜそう思ったのでしょうか。
鏡で見たら薄くなっていたのでしょうか。

はたしてそのチェック、ちゃんと見れてますか?

「頭を見るときに髪の毛を掻き分けていないか」
「髪の毛はちゃんと乾いているか」
「光が強く、あるいは直接的にあたっていないか」

これに当てはまる方。
見方が悪いです。
この見方はハゲて見えます。
もしこの見方をしているのでしたら、髪の毛はちゃんと乾かして、普通にふわっとした状態で、光が直接的にあたっていない状態で見て下さい。
「あれ?そうでもないな」と思ったら、まず気の所為です。

抜け毛は普通、いっぱい抜けて普通

そして大事な知識です。
抜け毛は普通です。絶対にあります。
一日大体どのくらい髪の毛が抜けてるか知っていますか?

50~100本です

びっくりしたのでは無いでしょうか。
思い込み、擦り込みで抜け毛が怖く思っていますが、そもそもそれだけの数が抜けるんです。
頭にある髪の毛の総数の約0.1%が毎日抜け、そして新しい髪の毛が新たに生えてきています。

髪の毛をわざわざ抜いていない限りは、髪の毛が抜ける=新しい髪の毛が生えてきた
ということです。
抜けただけでハイ終わり。ではないのです。

例えばですが、常に伸び続けるとしたら腕や脇の毛
何メートルも伸びるでしょうか。
伸びないですね、脇毛が抜けた!!と誰も騒ぎません。
これは頭のみが特別だと思っているからです。

体内、どの毛も毛周期(生えて抜ける期間)
はだいたい決まっています。
その通りに生えるだけです。
髪が抜けたからと言って気にする必要は全くありません。

※突然「まずい」と思うくらいごっそり抜けた場合は、即病院に向かうことをおすすめします。

なぜよく聞く育毛方法は効果がない(逆効果もあり得る)のか

さて、上で紹介した有名な、何度も聞いたことのある育毛方法
効果がないどころか、ものによっては逆効果もあり得るのか。
流石に理由もなく言っているわけではありません。
では、その理由を覚えていただこうと思います。

シャンプーが悪い(成分や使い方)

先に書いた通り薄毛の原因の大半はAGAです。
もちろん炎症性の脱毛症もありますが、その場合は一気に炎症を起こし、皮膚も大変なことになります。
そして、そもそも脱毛も発毛も皮膚の内側で起きていることです。
シャンプーを変えたところでどうにもなりません。

唯一例外的にケトコナゾールという成分を2%配合しているシャンプーだけは、もともと脂漏性皮膚炎の患者に処方されていたものですが、5αリダクターゼを抑制する効果があるとされ、日本皮膚科学会ガイドラインでもC1(使用しても良い)になっています。
女性にも使用可能で長期的な効果だと発毛効果ではなく脱毛抑制に効果があるとされています。

ちなみに市販されているものですと
A(行うことを強く勧める) リアップ(ミノキシジル)
B(行うように勧める) 資生堂のアデノゲン(アデノシン)
C1(行っても良い) サクセス育毛トニック(tフラバノン)、カロヤンガッシュ/アポジカ(カルプロニウム塩化物)
です

頭皮マッサージで血行促進

これに関しては実は逆効果とまで言われています。
ええ、気持ちはわかります。
血行を促進したらそれだけ生えてきそうですね。
ですが、実は逆効果です。

実際に検証結果もでており、頭皮に血流を増やすことで脱毛量が増えました。
完全に逆効果ですね。

そしてそもそも頭、頭皮への血流は平常時から非常に多く、マッサージどうこうと行わずとも十分な血流があります。
良かれと思ってやって、結果脱毛量が増えました。は洒落にならないですね。

睡眠環境の改善

睡眠環境はたしかに気持ちはわかります。
確かに寝ている間に体力も回復しますし、体も成長します。
ですが、髪の毛が育たないことが問題ではなく、次々に生えてきて髪が成長する前に抜けてしまうことが原因です。
自律神経がダメージを受けて免疫機能のエラーで抜けることもあるかもしれませんが、やはりこれも抜けるとしたらゴッソリと抜けるので薄くなってきたな…のレベルではないです。
やはり全く関係ないです。

ストレスを溜めないように過ごす

たしかにストレス性の抜け毛はあります。
ですが、これも他と同じです。
一気に抜けます。即病院です。
そもそもストレスは少なからずかかります。
ストレスを溜めないようにするのであれば、休みは休む、たまに羽目を外す。
でいいのでは無いでしょうか。

栄養が足りないからサプリで補う

爪や髪の毛といったものの成長にビオチンや亜鉛がいいとされています。
それ自体は嘘ではありません。
ですが、大幅に不足しているならいざ知らず、そもそも不足していれば体調に不備をきたします。
明らかにふらつきますし、味覚も無くなってきます。
薄毛が…とか気にする余裕もないです。
必要な栄養は摂るべきと思いますが、この栄養を摂ったらホルモンに影響がある。なんてものはないですからね。
やはりこれも関係ないです。

そしてよく考えたらわかる整合性の無さ

よくよく考えて下さい。
ホームレスの方は特がわかりやすいですが、生活環境の悪い方、全員ハゲていないとおかしいですね。
実際はどうでしょう、フサフサの方結構いますね。

何故かこの現実から目を背ける方が非常に多いです。
そうであるなら、こうあるはずなのにそれが無い。
今まで嘘情報を真実かのように堂々と出ていればそう思うのも仕方がないです。

ですが、事実を覚えて、あれ?本当だ、おかしいな。ということに気付いたらあとは行動のみです。

最後に

すぐに効果が出るものではありません。
ホルモンのことです、髪の毛の生え変わる周期の関係することです。
正しい治療を、継続する。
簡単なことを続ける。
それだけで髪は簡単に復活します。